屋根の断熱効果で省エネ・経費削減

ケミカルカチオンパック工法 性能関連データ


温度実測データ

ケミカルカチオンパック工法の性能評価温度測定グラフ (YKK AP株式会社 九州事業所様データ)

ケミカルカチオンパック工法

未施工部分: スレート表面温度 (A)  スレート裏面温度 (B)  室内温度 (C)

 施工部分: スレート表面温度 (A')  スレート裏面温度 (B')  室内温度 (C')


温度差は各ピーク時におけるものです。
 未施工部分  施工部分  温度差
スレート表面温度 [°C](A) 64.5℃(A') 45.0℃(A-A') 19.5℃
スレート裏面温度 [°C](B) 56.5℃(B') 40.5℃(B-B') 16.0℃
室内温度 [°C](C) 38.5℃(C') 34.0℃(C-C') 4.5℃
外気温度 [°C]33.6℃33.6℃

省エネ関連データ

ケミカルカチオンパック工法の節電、省エネ効果の検証報告


 ケミカルカチオンパック工法の節電・省エネ効果に関して九州大学大学院総合理工学研究院の林徹夫教授に分析を依頼し、2011年6月4日にその分析結果がまとまりました。

 関東地区の気象データを基に、林研究室で開発・保有されている多数室室温変動・熱負荷計算プログラム「Trp」を用いて、ケミカルカチオンパックを施工した建物と未施工の建物について「90㎡の平屋建物、冷房設定温度28°C、6-9月4ヵ月間」という条件の下、電力負荷削減率のシミュレーションを行っていただきました。その結果、建物の構造により、夏季冷房の使用電力量は15.5%~53.8%節電・省エネ可能と結論付けられました。 分析データ(pdf)


  • 軽構造 (  S造、軽量鉄骨造)・断熱無の場合       負荷削減率 53.8%
  • 軽構造 (  S造、軽量鉄骨造)・断熱有の場合       負荷削減率 24.7%
  • 重構造 (RC造、鉄筋コンクリート造)・断熱無の場合   負荷削減率 17.7%
  • 重構造 (RC造、鉄筋コンクリート造)・断熱有の場合   負荷削減率 15.5%

強度関連データ

曲げ破壊荷重試験データ

JIS A 5430 試験片の寸法 550mm×40mm
* YKK AP株式会社 九州事業所において施工後15年を経過したスレート
基材種類ケミカルカチオン
パック処理
測定値製造当時の
JIS規格値
新スレート396kgf400kgf
製造後29年の古スレート259.7kgf350kgf
製造後29年の古スレート374.9kgf350kgf
製造後40年の古スレート (1)*436kgf350kgf
製造後40年の古スレート (2)*432kgf350kgf

耐衝撃性試験データ

JIS A 5423 おもり質量500g、高さ50cm
基材種類ケミカルカチオン
パック処理
ひび割れ・破壊高さ
新スレート110cm
製造後27年の古スレート100cm
製造後27年の古スレート120cm

耐久性データ

付着力測定試験データ

JIS A 6909
基材種類測定値破壊状態
古スレート9.2kgf/c㎡スレート基材破壊
折板15.3kgf/c㎡塗材破壊

耐熱性及び処理後の付着強度

条件: 80°C×500時間 * 17年経過
基材種類外観目視測定値破壊状態
カラー鋼板異常なし14.1kgf/c㎡塗材破壊
大波古スレート*異常なし9.3kgf/c㎡スレート基材破壊

その他、JIS規格に基づく促進耐候性試験、塩水噴霧試験、耐薬品性試験、温冷繰り返し試験、耐摩耗性試験等すべて異常なし。

その他データ

CO2排出削減効果

 九州大学大学院・林教授による熊本県の気象データを用いた分析とシミュレーションの結果、ケミカルカチオンパックを施工した建物について「水平投影面積10,000㎡のスレート屋根、冷房設定温度28°C、7-9月の3ヵ月間」という条件の下、冷房電力削減に伴うC02排出削減量は約50トンと算出されました。 分析データ(pdf)


防音効果

 防音性実験により、10%程度の防音効果が認められました。 実験データ(pdf)


防露効果

 ケミカルカチオンパック施工のサイロにおける防露効果の報告書です。 実証データ(pdf)